達人の動きには型がある。AI活用も同じ。よく効く6つの型を覚えれば、初見の課題にも組み合わせで対応できる。
この講のねらい
- 代表的な6つの型を使い分けられる
- 課題に応じて型を組み合わせられる
- 型の一覧(型ライブラリ)への入口を持つ
「型」とは、何度でも再利用できる問いの構え方だ。武道や茶道の型と同じで、最初は意識して使い、やがて体に染みる。ここでは特に効く6つを概観する。
- 役割を与える — 「経験豊富な校正者として」視点を固定する
- 例で教える — 良い例を1〜3個見せて、調子を合わせさせる
- 段階的に考えさせる — 「まず考え方を整理してから答えて」
- 出力の形を決める — 表・箇条書き・字数・順序を指定する
- 制約を置く — 「専門用語禁止」「3案まで」「根拠を必ず添えて」
- 自己検証させる — 「いま出した答えの弱点を自分で指摘して」
INSIGHT型は単独ではなく“重ねて”使う
「批判的な査読者として(役割)、この主張の穴を3つ(形式・制約)、なぜ穴なのかの理由つきで(段階的)指摘して」——一文に複数の型が入っている。これが熟達の景色だ。
それぞれの型のテンプレートと実例は、型ライブラリにまとめてある。困ったらそこを“辞書”のように引けばいい。暗記する必要はない。
試型ライブラリを開く